マリノスVSアントラーズ

風邪は悪化の一途ながら、熱があるわけでもなし。ホームゲームに行かない訳にはいかない。声も出づらい、飛び跳ねるのも良くないだろうと久々に2階席へ。やはり横浜国際は2階からが見やすい。

が、試合前の練習のときにサポのコールが始まっても回りには拍手する人が少ない。普段TVで観戦していても、聞こえてくるコールや応援歌を口ずさんでしまう自分としてはおとなしく見ていることなど不可能。普段一緒に応援しているメンバーと合流、普通に声を張り上げて応援することにする。

先制ゴールはマリノスの久保。左アウトであっさりと決めたゴールから、今日は勝てると確信する。だが、あまりにチャージに甘いレフェリングに苦しむことになる。

試合を決めたのは1枚のレッドカード。
それまで精彩を欠いていたアントラーズ・小笠原が柳相鉄にバックチャージ。柳は立ち上がった小笠原の胸に胸で当たる。わざとらしく倒れこんでもんどりうつ小笠原。さすが演技派、当たってもいない顔を押さえるあたりはオスカーものだ。
普通ならお互いにイエローで落ち着かせるところだが、主審は柳にレッドカード。仕方ない。挑発に乗ったのが悪い。プロとして誉められる行為ではない。が、あまりにやり切れない展開だった。

名良橋が負傷したのもあってアントラーズの攻めに迫力が無い。前半は1-0で折り返す。守りきることは可能だろう。2点目を取れば勝てる。だが、「こりゃ追いつかれたら勝てないな」という状況なのは確か。そしてその通りになってしまった。
良くも悪くもこの日の主役、小笠原のミドルで同点。直後の坂田の絶好機が曽ヶ端に阻まれた。そして逆転され、終了。
10人で戦った選手たちは良く頑張った。が、運も悪かった。この試合に勝てなかったのは痛い。せめて引き分けたかった。
3試合連続退場者を出し、その3試合勝ちなし。上位の浦和、FC東京が負けただけにこの負けは辛いものになってしまった。

だが、あと2節、連勝して望みを託すしかない。